安全祈願

先週の日曜日が解禁日でしたが、午前中雨のため、初狩はあきらめて今日が解禁日になりました。今年は空気銃で勝負です。
狩猟の方はお諏訪様にお願いするとしても安全祈願は矢張り浅利明神しか無いでしょうから、先ずはいつもの様にご挨拶に来ました。ご神体である浅利信種は武田信玄の配下の侍大将で、武田軍が小田原城下に放火して甲斐に引き上げる途中、ここ三増(みませ)で待ち伏せていた北條軍と一戦を交えた三増(みませ)合戦の折、武田軍の殿(しんがり)を勤めていた武田二十四将の一人で、この時馬上で鉄砲で撃たれて此の地で亡くなったそうです。
この為、鉄砲の事故防止には絶大なご利益があるのです。特に物陰に隠れて居る所をイノシシと間違われて撃たれない様にお願いしました。神奈川県では当然でしょうが、日本でもこんなご利益の有る神社は無いでしょう。

右側の立て札に由緒が書かれていますが、その中に骨壷の話が有るのですが、全く関係ない話でしょう。此の時、武田軍は三増峠で待ち伏せしていた北條軍の中を強行突破している所で、こんな時に荼毘(だび)に付す時間は無いでしょう。直ぐに曽根内匠が代わって浅利隊を指揮して三増峠を越えています。

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